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相続についてAbout inheritance

相続とは

相続とは、亡くなった方(被相続人)の財産やマイナス財産を相続人が引き継ぐことをいいます。相続人の確定、財産の調査、遺言の確認、遺産分割協議、相続税の申告・納付が含まれます。相続人は、遺言書がある場合には遺言書の通りに、遺言書がない場合には被相続人の配偶者や子どもなど(法定相続人といいます)になります。

主な相続財産

相続財産には、現預金や不動産などのプラスの資産だけでなく、借金などのマイナス資産も含まれるため、相続人は財産の全体像をしっかりと把握し、適切な対応を行う必要があります。遺言書がある場合はその通りに、遺言書などがない場合は相続財産全てが相続人の共有となります。

<相続財産の一例>
◆現金・預貯金 (現金や預貯金)
◆不動産 (土地・建物など)
◆有価証券 (株式や債券)
◆動産 (自動車や家具、貴金属など)
◆生命保険金 (被相続人が受け取る予定だった保険金)
◆負債 (借入金や未払いの税金)

相続の流れ

相続が起きるとさまざまな手続きが必要となります。遺言の有効性をチェック・相続人の確認・相続財産の調査・相続税の申告などをする必要があります。また、相続人間のトラブルを避けるために、早めに遺産分割協議を進めることが肝心です。

相続登記

相続財産の中に不動産がある場合には、不動産の名義を相続人に変更する必要があり、この名義変更手続きのことを「相続登記」といいます。

登記をせずにそのままの状態で放置していると、10万円以下の過料を求められる可能性があります。また相続人の中の誰かが亡くなってしまうと、亡くなった人の相続人も相続権を持つことになりますので、一つの不動産に対する権利者が増えてしまい、相続トラブルにつながるケースが近年増えています。

相続登記の義務化
令和6年4月1日から、相続登記の申請が義務化されました。
(1) 相続(遺言も含みます。)によって不動産を取得した相続人は、その所有権の取得を知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければなりません。
(2) 遺産分割が成立した場合には、これによって不動産を取得した相続人は、遺産分割が成立した日から3年以内に、相続登記をしなければなりません。
 (1)と(2)のいずれについても、正当な理由なく義務に違反した場合は10万円以下の過料の適用対象となります。

相続登記の義務化について詳しくはこちら
https://www.moj.go.jp/MINJI/souzokutouki-gimuka/index.html

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